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Our client interview

幅広い金融サービスを展開する
イオンフィナンシャルサービスさまの挑戦

イオンフィナンシャルサービス株式会社さま(以下AFS社)はイオンカードを中心とした事業展開を行い、生活者に寄り添った金融サービスを提供しています。

 

現在同社では積極的に新規事業での可能性を模索し、よりステークホルダーに役立つサービスとビジネスの成長を両立する取組みを実施しています。

お取組みの背景や課題、ハッチアンドエマージ社(以下H&E社)との取組みを決めた理由や現在の状況について、法人営業企画部のマネージャーの樋口さま、担当の宮永さまにお話を伺いました。

新規事業には市場調査からアイディエーション、戦略策定、戦術実行、やることが膨大

 貴社の事業概要について教えてください。

樋口氏: 当社はイオングループの総合金融事業を担っており、金融面から、お客さまの毎日の暮らしに寄り添い、安心した毎日を送っていただける商品や情報を提供していくことを目指しています。

 

― 現在お二人が所属している部署のミッションについて教えてください。

樋口氏: 法人営業企画部では外部企業さまに向けた決済サポートや、ビジネスをサポートできる新規事業を検討し、外部企業さまとイオンのかかわりを深化させていくことをミッションとしています。

 

― 今H&E社と行われている取組みを教えてください。

樋口氏: 当社での新規事業のサポートをいただいています。市場調査を踏まえての戦略の方向性など、市場やお客さまニーズを捉えた内容へと進化すべくアドバイスを多数いただいております。

 

― どのような課題から外部のパートナーの活用を検討されたのでしょうか。

宮永氏:新しい分野に進出するにあたり、本当にそこにニーズがあるのか?また他社との差別化をどのように持たせるのか?本当に必要とされる商品となるには何が必要なのか?など、新しい価値を生み出すための情報収集と分析が課題と捉えています。社内の目線だけでは感じ取れない部分もあると思うので、H&Eさんにはお客さま目線でアドバイスいただける部分もありがたく思っています。

 数ある外部のパートナーの中でもなぜH&E社をえらばれたのでしょうか?

宮永氏: リサーチから戦略やブランディング、さらに実行となった場合はクリエイティブまで一気通貫でご相談が可能であること、事前のご相談の際にこちらからの不足したインプット内容でも核心を突いたご提案をいただけたこと、さらにはとても話しやすく相談しやすい雰囲気であることも選定した大きな理由の一つです。

 

服部(H&E代表):大変うれしいお言葉です。弊社の強みとしても、リサーチから示唆だしや戦略構築だけでなく、そこから新規事業としてどのように拡大させていくべきか、使うメディアや消費者にささる表現はどのようなものか、といった実行部分までご提案・伴走できるところを強みとして感じています。

 

宮永氏:それは当社としても感じていますし、本当に頼もしいです。 

 

服部:特に新規事業はどの企業も少数精鋭で限られたリソースで実施されているところが多いですよね。普通はその限られた人的リソースを使って、リサーチする会社、戦略をサポートする会社、広告やメディアを考えられる会社と、それぞれにやりとりや依頼が発生しますよね。弊社の場合、社内にそれぞれプロがいて、チームでクライアントをサポートするので、各パートナー企業への依頼も不要で、領域をまたがる分析やサポートが可能です。まさに上流から下流までワンストップでサポートできる、新規事業の伴走のためのチームとも言えます。

ワンチームで事業に取り組むスピード感、情熱も共有

 実際に取り組みを始めてみて伴走体制はどのようなものでしょうか?

樋口氏: H&E社と毎週定例会を設定、事業の戦略立案や検討を実施することで、大変効率的に検討を進められていると思っております。また、H&E社の内での情報連携がしっかりとられていて、どなたと会話をしても違和感なくスムーズにご相談を進められることもとてもやりやすいポイントです。


宮永氏:あとは圧倒的なスピード感にとても助かっています。リサーチの設計から入ってくださっているので、実行フェーズにおける提案も齟齬がなくスピーディーです。細かいロジックや数字構築のサポートも非常に手際よく行っていただいています。


 服部:リサーチから伴走しているので都度オリエン準備やインプットが不要で、ディスカッションした翌週には戦略に沿った実行提案をお持ちできる、このスピードは他社にもないものと自負しています。さらには事業の伴走パートナーとして、同じ目標に向かうワンチームの一員と考えているので、本音ベースで議論し、よりよいものを作り上げられているのではないかと思います。

 

樋口氏:まさに。感覚的にはワンチームで、同じ会社の席が違うメンバーぐらいの距離感かもしれないです笑 ワンチームとして事業に対する情熱や想いも共有できていると思うので、信頼して取組みができているのだと思います。

これからも情熱をもって共に挑戦しつづける

― これからの事業に対する意気込みについて一言

樋口氏:今計画している新規事業はまさにこれからですが、ひとりでも多くのお客さま、ひとつでも多くの事業主さまに寄り添える金融サービスを作っていきたいと考えています。イオングループとして社会に貢献していければとてもうれしいですし、これからも挑戦し続けます。

 

宮永氏:当社が目指す姿として「あらゆるとき、あらゆる場所、あらゆる状況。お客さまの人生のお役に立ち続けたい。」というものがあります。今展開している事業も、今後作っていく事業もそうした理念を体現できるものでありたいと強く思っています。

 

服部:普段から皆さまの情熱を私も感じていますし、だからこそ全力で応えていきたいと思っています。ビジョンの実現にむけて今後も走り続けましょう!

―ありがとうございました

【会社情報】

イオンフィナンシャルサービス株式会社様

日本を含むアジア11カ国・地域において、連結子会社および持分法適用関連会社で構成される小売業発の総合金融グループ